90歳の視野

梅の花を見かけて春を感じつつも、
まだまた冷える最近の東京です。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。
東京校のカンカンです。
 

 
随分前ですが、母の90代の知人の
お見舞いに付き添ったことがありました。

リハビリのために入院されていましたが

「1回リハビリをしたら
回復するまでに時間がかかるから、

毎日リハビリをするのはしんどい。
もうねぇ、動けないのよ」と。

 
整形外科病棟で看護師をしていた私が
とっさに思ったのは

「いやいや、辛くても毎日リハビリを続けることで
動けるようになるのに・・・」

 
でも、次の言葉を聞いてハッとしました。

「自分より年上の人はもういないから、
誰もアドバイスはくれないし、
辛いのをわかってくれる人もいないのよね」

 
90歳の世界ってそうなのか・・・。

と、はじめて90歳の心境に触れました。

 
 
その言葉が衝撃的で、
一般的な考えで関わろうとした自分を猛省。

年齢を重ねると
人生の先輩が少なくなるのは仕方がないけれど、

味方は年齢と共に少なくはならない…と
願っています。

 
そして、
どんな年代やどんな状況の方に対しても、

味方の自分でありたいなぁと思っています。

 
 
この母の知人のことは、
雛祭りの時期になると思い出すのです。

なぜかというと、雛祭りの時期は
祖母の90歳の友人が作った千代紙のお雛様を
出すので、

 
90歳繋がりで2人の方が頭に浮かびます。
 

 
そして、コーチングアカデミーで学ぶ
「視野を広げる」「相手の立場に立つ」大切さが
身に染みます。

 
質問

90歳になった時、どんな味方がいたら幸せですか?

 
 
インストラクター
中村 暁子(なかむら あきこ)
HP
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