願いがこもった日本の行事
こんにちは
東京校のYUKIです
3月3日はひなまつり
お雛様を飾っていらっしゃるご家庭もあるでしょう
(数年前の3月、旅先でつるし雛をみかけました)
![](https://g.mikata.net/wp-content/uploads/2021/03/o10801440149044376351-225x300.jpg)
![](https://g.mikata.net/wp-content/uploads/2021/03/o10801440149044376391-225x300.jpg)
多種多様な雛飾りがありますが
母方では私が初孫の立場だったこともあって
七段飾りのお雛様を祖母が用意してくれました
家のなかで抜群の存在感を放つ雛飾りは
おままごと遊びをするときに
私にとって格好の遊び場でした
やがて私が成長するにつれて
母に代わって私がひとりで飾るようになりまして…
まず雛壇を設置するスペースに掃除機をかけたら
七段のひな壇をあれやこれやと組み立て
棚板を敷いて
赤い毛氈(もうせん)をはらりとかけると
もうその時点でぐったりしたことを覚えています
雛人形と道具の種類が多くて
途中で投げだしたくなる気持ちが何度も押し寄せ
ようやく完成したときは
達成感よりも疲労感の方が大きかったっけ
いまならばスマホで配置などを検索しながら
スムーズに作業が進みそうですが、
当時は記憶を頼りにあっちかな?こっちかな?と
悩みながら並べていました
当時は何も考えることなく
ただ飾るものとしてとらえていたお雛様ですが
色や道具などにも意味があるようです
たとえば、三色のひしもち
これにはたくさんの願いが
ぎゅっと込められているそうです
元々正方形で、角を伸ばしてひし形になったので
伸びる→長寿
元気で長生きできるようにという願いがあります
そして願いは色にも込められていて
赤=魔除け、幸せへの願い
白=清浄、清らかな娘に成長するようにとの願い
緑=健康、元気に過ごせますようにという願い
ほんの一部だけですが、
なぜそうするのか、そこにはどんな願いがあるのか
ということを知ることで
雛飾りに対する見えかたが変わってきませんか?
かつての私が
人形や道具の持つ意味を考えながら飾っていたら
きっと
いい時間だなーとじんわり味わいながら
過ごしていたかもしれません
ここで、
私、ひらめきました
なにもホンモノの雛人形でなくとも
ペアのものを雛人形に見立ててもよさそう
ということで、
先日食器類の片づけをしていて発掘した
夫婦湯呑を飾ってみました
日本の伝統文化って奥深いものですね
あなたの思い出がたくさんつまっている
日本の伝統文化は何ですか?
ここまでお読みくださり、
どうもありがとうございました
YUKI
インストラクター
鴫原 由紀(しぎはら ゆき)
ブログ なりたい自分になるために笑顔の種をまこう♪