私はあの時、未来の姉の味方になれていたか?
東京校インストラクターのヨーコです。
今朝、姉から来たLINE。
『子供が昨日からズル休みしてる
ズルだってわかってるけど、
じいちゃん、ばあちゃんに怒られてるなか
必死に休むために具合悪いと装い、
助けてママ~って見つめてくる・・・。』
(原文のまま)
悪いことは悪い!
と思いながらも、
誰も自分を信じてくれない
と、子供が傷つくのを避けたかった姉は、
悩んだ挙句休ませたそうです。
”何があっても、絶対に絶対的な味方でいてあげたくて。”
”正解なのか正しいのかで言えば間違いなんだろうけど・・・。(原文のまま)”
このメッセージを読みながら
私は姉とのエピソードを思い出していました。
(以下、妊婦の喫煙についての話が続きます。
不快になる方もいらっしゃると思うので、
無理には読み進めないでいただければと思います。)
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姉が子供を妊娠中、私の前で喫煙したことがありました
もちろん、姉も私も妊婦の喫煙が良くない事は
分かり切っている。
でも、
睡眠障害という治らない持病を抱え
思うように睡眠も取れず、仕事もできずと
ストレスを抱えていた姉は、
唯一のストレス解消として喫煙をやめられずにいました。
同居している親の前ではもちろん吸えず、
独りになった時に必要最低限吸っていたようです。
なぜ私の前で吸ったのか。
それは、当時姉の中で私が一番自分を
理解してくれる存在だと思えたからだと思う。
(姉とは数々の確執を経て今に至っています。)
そして、一番味方でいて欲しい存在。
それが分かっていたから、
当時の私は姉の喫煙を止められなかった。
悪いことは悪い!
でも、
「これしかストレスを晴らす術がない」
「自分は(妊娠中に喫煙する)リスクも分かっているし覚悟もしている」
と言う本人に対し、
なんという言葉をかけるのが寄り添うことになるのか、
味方でいることになるのか、
当時の私には悩んだけれど答えが出なかった。
だから、
”正解なのか正しいのかで言えば間違いなんだろうけど・・・。”
という姉の言葉は、当時の私の心境と全く一緒でした。
あれから数年。
今日の姉のメッセージに私は、
「保育園に行くことは、●●(子供の名前)にとってどんないいことがあるかな?」
「行くことにプラスの未来があるなら、まずはお姉ちゃん自身が
そのことをたくさん思い描いてみるといいと思うよ。」
「そして保育園の楽しいこと、いいことを一緒に話してみたら?」
と返信しました。
姉に伝えたかったのは、
「味方って、今の●●にとってだけの味方ではなく、
未来の●●にとっても味方ってことなのよ。」
ということ。
そう、これは当時の私が気付かなかった視点です
悩みながら、その当時の姉に寄り添った。
でもモヤモヤは消えなかった。
私はあの時、未来の姉の味方になれていたか?
この視点に気付いた時、モヤモヤが晴れた気がしました。
当時の姉の何があっても受け入れるという気持ちは本物だったでしょう。
だからそれを疑ったり否定したくなくて、私は強く止めることができなかった。
でも何かあった時、姉は自分を責めないか。
「あの時タバコをやめていたら」
と後悔しないか。
そうした時の姉は幸せと言えるか。
その視点で当時寄り添っていたら、私はもっと強く喫煙を止めただろう。
目の前の姉だけでなく、産んだ後の姉の味方でもいたいから
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姉へのLINEには、こうも付け足しました。
「なぜ休みたいか」その気持ちに寄り添ってあげて。
●●は仮病してでも休みたい理由があるんだよ。
そして、
ズルして休んでも、頑張って行っても
どっちの●●も同じように大切だよって
愛情を伝えてあげてね、
姉への返信は、あの時の私に言ってあげたい言葉なのかな。
最後に質問です。
あなたはの大切な人が選んでいる道は、
未来のその人も幸せになる道ですか?
最後までお読みくださりありがとうございました。
ヨーコ
※本ブログは個人の体験談を綴ったものであり、
妊婦の喫煙を推奨・容認するものではありません。
インストラクター
小野 陽子(オノ・ヨーコ)
ブログ 「夢が叶う英語術」