「家族の味方になる」目標に助けられました
筋肉を酷使した後はお風呂に入ったりマッサージをして
十分にほぐしてから再び鍛え始めるように、
心の筋力も回復過程は同じだなぁと感じる最近です。
「家族の味方になる」は
私の人生の目標で
大切にしていることの一つでもあります。
両親の介護をする中で、この思いがあったことでずいぶん助かりました。
いつどんな場面でも家族の味方でいると決めていたことで
衝突せずに済んだように思います。
きょうだいに対して
医療従事者でもある私は医療分野について情報提供しました。
(きょうだい:sibling / 兄弟姉妹を年齢性別を区別しないで表現する言葉)
また、エンディングノートを通して親と話していたことを共有しました。
(エンディングノート:人生の最後に向けてどのように生きたいかをまとめるノート)
それぞれに色んな思いはあるけれど
「親を大切にしたいという気持ちは同じ」という認識を持ちながらの介護の日々。
「家族の味方になる」という思いを明確にしていなければ
私は医療従事者でもあるが故に
自分の知識や経験が正しいと言わんばかりに関わっていたかもしれません。
食品会社勤めや繊維会社勤めのきょうだい
積極的治療や入院を望まない両親
それぞれの立場と視点をもちながら
初めての親の介護。
親への思い、医療に対する考え方や知識が全く異なるきょうだいが
両親の残された人生の選択をする際に
相手の思いを大切にしあえたことは
コーチングの学びから得た最大のギフトだと感じます

(おわん型の部分を叩くとチーンと澄んだ音がします)
質問
あなたの人生で、大きな助けになった無形のギフトはなんですか?