もっと味方が必要と感じたデストライアル
味方の学校の
カンカンこと中村暁子です。
年末が目の前に迫って参りましたが、
皆様はどんな気持ちでお過ごしでしょうか。
最近の私は、高齢の親のことを考える時間が
増えたこともあり、
昨年学んだスピリチュアルケアを
思い出すことが多いです。
スピリチュアルケアの学びの中で、
デストライアルの講座がありました。
スピリチュアルケアとは、
つらさを抱えている人が
「意味」を見出せるように寄り添うケア、
デストライアルとは、死への過程を
体験するものと言えるでしょうか。
やり方は
①大切な人やペット
②大切な物や物質
③行動
これら3つのテーマで、
自分が持っているものを21個書き出し、
病気になって死に至るストーリーを
聞きながら5個ずつ手放していきます。

手放したものが書かれている紙を、
ぐしゅっと丸めるのが
つらすぎてつらすぎて…![]()
うんと悩みながら、
時に半べそになりながら、
手放していきました。
私が最後に残したのは、
最期を看取って欲しいなと思える人でした。
このデストライアルでは、死に向かうのが
辛いとか怖いとか寂しいというよりも、
出来ることがどんどん出来なくなっていくこと、
周りにある大切なものが
無くなっていくのがつらかったです。
「死」は出来ていたことや
持っているものが
無くなっていくことなのかと。
1人では、到底過ごせなさそう…。
味方がいないと心が折れちゃうな…。
ゴールを目指して進んでいる時も、
歳を重ねて出来ないことや離れるものに
心を痛めている時も、
どんな時も「味方」の存在が必要。
高齢多死社会を迎え、
高齢者にもケアワーカーにもどんな人にも
味方が必要だと強く感じる最近です。
質問
自分でできることが無くなったと
嘆いている人に、どんな言葉をかけますか?

良いお年をお迎え下さいませ。


