願いがこもった日本の行事
こんにちは
東京校のYUKIです
3月3日はひなまつり
お雛様を飾っていらっしゃるご家庭もあるでしょう
(数年前の3月、旅先でつるし雛をみかけました)
多種多様な雛飾りがありますが
母方では私が初孫の立場だったこともあって
七段飾りのお雛様を祖母が用意してくれました
家のなかで抜群の存在感を放つ雛飾りは
おままごと遊びをするときに
私にとって格好の遊び場でした
やがて私が成長するにつれて
母に代わって私がひとりで飾るようになりまして…
まず雛壇を設置するスペースに掃除機をかけたら
七段のひな壇をあれやこれやと組み立て
棚板を敷いて
赤い毛氈(もうせん)をはらりとかけると
もうその時点でぐったりしたことを覚えています
雛人形と道具の種類が多くて
途中で投げだしたくなる気持ちが何度も押し寄せ
ようやく完成したときは
達成感よりも疲労感の方が大きかったっけ
いまならばスマホで配置などを検索しながら
スムーズに作業が進みそうですが、
当時は記憶を頼りにあっちかな?こっちかな?と
悩みながら並べていました
当時は何も考えることなく
ただ飾るものとしてとらえていたお雛様ですが
色や道具などにも意味があるようです
たとえば、三色のひしもち
これにはたくさんの願いが
ぎゅっと込められているそうです
元々正方形で、角を伸ばしてひし形になったので
伸びる→長寿
元気で長生きできるようにという願いがあります
そして願いは色にも込められていて
赤=魔除け、幸せへの願い
白=清浄、清らかな娘に成長するようにとの願い
緑=健康、元気に過ごせますようにという願い
ほんの一部だけですが、
なぜそうするのか、そこにはどんな願いがあるのか
ということを知ることで
雛飾りに対する見えかたが変わってきませんか?
かつての私が
人形や道具の持つ意味を考えながら飾っていたら
きっと
いい時間だなーとじんわり味わいながら
過ごしていたかもしれません
ここで、
私、ひらめきました
なにもホンモノの雛人形でなくとも
ペアのものを雛人形に見立ててもよさそう
ということで、
先日食器類の片づけをしていて発掘した
夫婦湯呑を飾ってみました
日本の伝統文化って奥深いものですね
あなたの思い出がたくさんつまっている
日本の伝統文化は何ですか?
ここまでお読みくださり、
どうもありがとうございました
YUKI
インストラクター
鴫原 由紀(しぎはら ゆき)
ブログ なりたい自分になるために笑顔の種をまこう♪